包装が情報発信機能を持つようになると言われています。インターネットにつながるInternet of Packaging (IoP)の時代になるからです。在庫が随時にわかり、在庫のムダがなくなるなど、サプライチェーンの見張り番としても包装が貢献するといわれています。誰が買った、何を買ったというデータがどんどん蓄積され、クラウドデータを活用したインターネットマーケティングも進んでいきます。ヘルスケアの分野でも、故郷にいる親が薬のパッケージを開けることで、それを東京にいる子どもが分かるようになるなど、さまざまな実験が始まっています。アイディアはいろいろあります。アイディアさえしっかりしていれば、技術を適材適所に使えばいいのです。こういうことができたらいいね、というアイディアを考える人が、今一番必要とされています。